食農教育「大豆のかたちの変化」
昨年6月からスタートした管内の小学校で行っている食農教育「大豆のかたちの変化」の出前授業が、今年の1月に集大成を迎えました。
新型コロナウイルスの影響でなかなか児童のみなさんと一緒に食農教育の授業を行うことができない日々もありました。しかし、地元農家の方々や小学校の先生方のご協力のもと、大豆の播種から枝豆・大豆の収穫、そして最後の豆腐作りまでを無事に行うことができ、児童たちの楽しく農業について学んでいる姿を今年も見ることができました!
〔大豆のかたちの変化〕
2020年6月中旬 大豆の播種 ➤ 2020年6月 植えてから約一週間ちょっと ➤ 2020年7月中旬 膝上ほどの背たけに成長
芽が出てきました!!!
2020年9月中旬~下旬 ➤ 2020年11月中旬 大豆の収穫 ➤ 2021年1月 豆腐作り
立派に成長した枝豆を収穫
【集大成!!収穫した大豆で豆腐づくり!!】
今年は、新型コロナウイルスの影響で児童のみんなと一緒に手作り豆腐を作ることは出来ませんでしたが、当JAのくらしの活動課職員が児童たちの前で豆腐作りのデモンストレーションを行わせていただきました。
児童たちは大豆からどのように豆腐へと変化していくのか、目で見える変化と香りの変化に集中しながら豆腐が完成するまでをじっくり観察していました。
豆腐作りがスタートする前に水でふやかした大豆を観察!
「なんでこんなに大きくなるの?!」
「全然違う種類の豆みたい!!」と驚く声も!
ふやかした大豆を豆乳製造機へ豆乳(投入)!!
出来上がった豆乳をみて、「アッ!豆腐みたいな匂いがする!」と、
大豆がどうやって豆腐に変化していくか、完成までの過程を楽
しそうに観察していました。
【豆腐作り(デモンストレーション)を観察している様子】
豆腐作りが始める前に行った授業では、1年間を通して学習してきた「大豆のかたちの変化」の授業で勉強してき
た内容の振り返りを行いました。
児童のみんなは、職員からの大豆についての質問に元気よく手をあげて答えてくれました!
また、観察して気付いたことをメモにぎっしり!変化の過程を絵
で描いてくれるなど分かりやすい自分だけの大豆ノートが完成
しました!
メモをよく見てみると、JA北びわこのマスコットキャラクター
「ゆめまる」も一緒に可愛く描いてくれていました!
ありがとう!!
今年度も、児童のみんなと楽しく食農について学習することができました!
これからも“食べること”、“農業こと”について興味を持ってもらえれば嬉しいです!!