2021.09.24
稲刈りからお米が店頭に並ぶまで
9月はお米の収穫の最盛期!!
水田にたわわに実った稲をコンバインで刈り取ります。
収穫された籾はカントリーエレベーターへ出荷されます。
北びわこ管内にはカントリーエレベーターが4か所あります。
カントリーエレベーターとは、農家のみなさんが田んぼで収穫した籾を持ち込み乾燥調製して、玄米として出荷するための施設です。床の一部が柵のようになっており、トラックで運ばれた籾を柵に流すと、貯蓄タンクに集められます。利用者から持ち込まれた米(籾)は、主には火力を使用せずDAGシステム(常温除湿乾燥)により乾燥されています。これは、自然乾燥に近い状態でゆっくりとしたスピードで乾燥されるので風味を損なわず米本来の味を引き出すことができます。出荷形態は紙袋(30kg)、フレコン(900kg)に詰めて出荷します。
出荷されたお米は、検査員の厳しい目で、品位(等級)、銘柄等を一袋ずつ確認していき、検査を受けたお米から順に出荷されていきます。
5月の田植えから始まり、約4ヶ月かかっての出荷になります。種まきから数えると5ヶ月以上農家さんが丹精を込めて作られてきました。本年はお盆過ぎから1週間程度雨の日が続き、8月末から収穫が始まっても雨に泣かされました。あきたこまち、みずかがみは前年増、コシヒカリは平年並みの収量になりそうです。
コシヒカリの新米は農産物直売所ゆめまる館で9月下旬から販売を予定しています。1kg単位で量り売りや精米も行っており、つきたてのお米を販売しています。食欲の秋、ほかほかの新米ごはんをご賞味ください。