2021.10.11
長浜市へ米価維持等に向けた緊急要請を行いました
10月1日、JA北びわことJAレーク伊吹は連名で、長浜市役所を訪問し、藤井勇治市長へ「令和3年産米の米価格維持等に向けた緊急要請」を行いました。
要請内容は、令和3年産の米価が大幅に下落しており、両JA管内稲作農家は令和3年産だけでなく、令和4年産以降も米価が大幅に下落するのではないかと不安を抱いている現状を報告し、①外食向け等の業務用米の市場隔離、②政府備蓄米の買入数量の拡大、③水田フル活用のための政策支援の3点を政府・与党に対し強く働きかけていただくよう要請しました。
藤井市長からは、「当市は稲作農業が中心であり食料安全保障の観点からも、この緊急要請の思いを受け止め対応したい」との回答がありました。
令和3年産主食用米(もち米・酒米含む)の集荷は、両JA合わせて12,400トンを予定しており、少しでも稲作農家の手取りが増えるよう販売力強化や流通経費の削減等に取り組んでいます。
また、JAグループ滋賀では米価下落の支援策として、農家の資金繰りのための短期融資(金利負担ゼロ)を行っています(取扱期間:2021年10月1日~2022年3月31日まで)。詳しくは最寄りの支店に相談してください。