2021.11.25
キャベツの出荷が進んでいます
所得増大と農業生産の拡大を目的として取り組んでいる水田キャベツの収穫作業がスタートしました。
JA北びわこではキャベツ収穫機の貸出や選別場を設置し、生産者の負担を軽減し、作業の効率化を図っています。
今年は9、10月に雨が少なかった影響で全体的に生育が遅れていましたが、10月下旬より出荷が始まりました。
キャベツ収穫機を使っての収穫作業は機械のオペレーターとキャベツをコンテナに詰める作業員の2名で行います。
1日30a程度のペースで収穫していきます。
収穫されたキャベツは選別場に集荷されます。
選別場では収穫されたキャベツの外側の葉を包丁を使って手作業で1つずつ取っていきます。
選別時に汚れ、虫食い、裂球がないかを確認しています。
また、別の作業員がキャベツの重さを確認し、汚れ等がないか最終確認し梱包作業を進めています。
梱包する際に茎同士、葉同士がそれぞれ重なるようにコンテナに入れて茎で葉の部分が傷つかないように気をつけています。
キャベツ1玉の重さは1.2㎏以上と決まっており、ベテラン作業員はキャベツを手に取った感覚で重さがわかると話していました。
選別されたキャベツは全農を通じてカット野菜、冷凍食品に加工されて流通しています。
このような収穫作業は来年3月まで続きます。