2022.01.28
JA手造りみそができるまで④
米洗い←1日目はこちら
米蒸し~麹の仕込み←2日目はこちら
大豆洗い~麹の切り返し←3日目はこちら
<4日目>
大豆を煮上げる
前日に水につけた大豆を圧力釜に入れ、大豆が親指と小指で簡単につぶせるくらい軟らかくなるまで煮ます。
煮豆をカゴにあげ、うちわで扇ぎ冷まします。
大豆と麹を合わせる
完成した米麹は白い毛が生えたようにフワフワしています。
麹をほぐし、アメ(大豆の煮汁)を加え混ぜます。
大豆と麹を合わせ、チョッパーで潰します。
潰した大豆・麹と塩を撹拌機に入れ、耳たぶくらいの軟らかさになるまで混ぜて仕込みみそが完成です。
完成した仕込みみそは計量後袋詰めします。
12月~2月中旬の短期間に約5,200kgのみそを仕込みます。
寒い時期に仕込むことで、低温でゆっくり時間をかけて発酵を促すことができ、うまみを引き出すことができます。
作業員の方は「お米や大豆は水で洗うので冷たく重労働だが、「JAのみそはおいしい」という声を聞くとうれしくやりがいを感じる」「衛生面はもちろん、やけどやケガをしないように注意しながらひとつひとつ愛情を込めて仕込んでいる」と話していました。
同時に複数の作業を行うので、声を掛け合いながら作業がスムーズにできるよう次の作業の準備をされているのが印象的でした。
農産物直売所ゆめまる館では普通みそとゆめまる館倍麹みそを通年販売しています。
地元産のお米と大豆で作られたJA手造りみそをぜひ一度ご賞味ください。