令和3度近江米食味コンクールで、JA北びわこの組合員さんが受賞されました。
令和3年度近江米食味コンクール(主催:近江米振興協会)がこのほど行われ、「環境こだわりコシヒカリ」部門で、当JA組合員の宮前英之さんが、優良賞(近江米振興協会長表彰)、並びに優秀賞(全国農業協同組合連合会滋賀県本部長表彰)を受賞されました。
2月9日、湖北農業農村振興事務所で表彰式が行われ、受賞者へ表彰状が授与されました。
このコンクールは近江米「みずかがみ」「コシヒカリ」のブランド力の一層の向上を目的として毎年実施され、今年度は「みずかがみ部門」で166点、「環境こだわりコシヒカリ部門」で105点、合計で271点の出品がありました。
①生産履歴等の書類審査、②食味計や品質判定機による外観品質・食味分析、③県農業技術振興センターによる食味試験を経て受賞者が選ばれます。
近江米は、主に家庭向きに流通しており、高水準な食味・品質を維持し、おいしさで消費者に喜ばれる米生産を目指しています。
「おいしいお米を作ろうとする生産者の皆さまの熱意を感じた。生産者ひとりひとりが、自信と誇りをもって、大切に生産すること、そしてその取組みを地域の方々へ広げ、皆さまの手で「近江米ブランド」をより大きく育ててほしい」と講評がありました。
◀受賞された宮前さん(手前中央)
宮前さんは兼業農家でしたが、退職後6年間農業に従事され、過去にも長浜おいしい米コンテストで優秀賞を受賞されています。こどもや孫が安心して食べられるように、長浜市木之本町杉野でお米づくりに取り組んでおられます。
「杉野のお米はおいしいと言われてきた。どのくらいおいしいのか数値化したい」という思いをきっかけに、3年前から友人と一緒にコンクールに参加されています。
「毎年審査結果を見て、友人と競い合っている。友人に負けたときは悔しかったが、今回は受賞できてうれしい」と笑顔で話していました。
また、授賞式には妻の美和子さんも同席され、「いつもおいしいお米を食べています」と夫婦で喜びを分かち合っていました。
今後の目標として「全国規模のコンクールにも参加しているので、友人と一緒に優勝したい」と意欲的に話しました。