防犯訓練を行いました‼
11月13日、虎姫支店で金融店舗を狙った防犯訓練を行いました。
年末に犯罪が増える傾向にあることから強盗事件発生時の対応や詐欺被害の未然防止を目的に長浜警察署協力のもと防犯訓練を実施。支店職員4人が訓練に参加し、総務部、信用共済部、各支店の職員らおよそ20人も見学しJA全体で防犯意識を高めました。
警察官扮する拳銃とナイフを持った2人組の犯人が店舗に侵入し、客1人を人質に取り職員を脅して金銭を要求し、車で逃走する想定で行われました。
緊迫した状況の中、職員は犯人の対応を行いながら犯人の特徴覚え警察へ通報しました。逃走する車にカラーボールを投げつけ、スマホで写真を撮るなど逃走車両の特徴などを記憶し、駆け付けた警察官の聴取に応じました。
長浜署の方は、「強盗事件は犯人の特徴を覚えておくことが特に重要。また、身を守るためにも犯人を深追いせず、要望には素直に応えてほしい。スマホで写真を撮ってもらうことも初動捜査に役立ちます。」と話されました。
訓練を終えた担当職員は「訓練だとわかっていてもいざ拳銃を向けられると恐怖で頭が真っ白になった。日頃から防犯意識を持って業務に取り組む必要性を感じた」と感想を話しました。
続いて、特殊詐欺発生状況の説明があり、「滋賀県下では今年10月末までに「オレオレ詐欺」などの特殊詐欺被害が214件発生し、昨年同期の被害件数101件をすでに上回り、被害総額は4億15百万円。被害額のワースト1位はなんと長浜警察署管内で9,650万円となっている。今、強盗事件と特殊詐欺は密接に絡んでいて、強盗組織の資金源は特殊詐欺であり、特殊詐欺グループにお金が渡らないように個人個人の被害を阻止する必要がある」とのこと。当JAではこれからも「特殊詐欺被害防止」活動に取り組んでいきます。
今回の防犯訓練は、防犯意識を高める大変良い機会となりました。職員全員が常に危機感を持ちこの経験を活かし日頃の防犯活動に役立ててまいります。