2025.05.22
新入職員が小学校の食農教育に参加
5月13日、長浜市立速水小学校5年生34名を対象に、「田んぼの学校」として田植えの出前授業を行いました。
この活動は、「植える・育てる・食べる」といった田植えから稲刈りまでの体験と、お米が食卓に届くまでの過程を学習する食農教育の一環で、安全・安心なお米をつくる苦労と、食べることの大切さを学ぶとともに、次世代に地域農業をつなぐことを目的に毎年行っています。農家 組合員さんに圃場をお借りし、地域の方々の協力を得て実施しています。
田んぼにニゴロブナを放流し、ふ化した稚魚を農業用水路から琵琶湖にかえすことで、田んぼがお米を生産する場だけでなく、生き物を育む ゆりかごであることを学びます。また、環境負荷軽減の取り組みなど、安全で安心なお米の生産についても学びます。
裸足になり手で植える田植えは、初めての児童がほとんどです。初めのうちは嫌がって入れなかった児童も、泥んこになりながら最後は楽しく賑やかに体験してもらえました。
また、職員教育研修の一環として、今年4月に入組した新入職員6名が、児童とともに田植えを行いました。
担当以外の業務を体験することでJAの総合事業について学び、また、支店協同活動を通して組合員や地域住民とのつながりを大切に日々の業務にあたることを目的に行っています。
新入職員は、児童たちと会話を交わしながら、慣れない手つきで一つ一つ丁寧に苗を植えていました。
新しい環境で大きく実を結ぶことを願っています。